ノドグロ〈アカムツ〉

体が赤く、正式名称は『アカムツ』ですが、

口の中が黒いことから島根を含む一部地域では昔から『ノドグロ』と呼ばれ親しまれてきました。

「白身魚のトロ」と言われるほど脂のノリがよく、とろけるような旨味と甘みで年間を通して美味しい魚ですが、

中でも9月~12月の秋が旬でこの時期のノドグロは特に美味しいです。

島根県では高級魚として全国的にも有名で、島根県浜田市では「市の魚」として選定されています。

浜田市のノドグロは日本一美味しいと言われています。

その理由は「脂のノリ」

島根県浜田漁港で水揚げされるノドグロの脂質の保有量は他の地域よりの3倍~5倍です。

これは山陰沖に生息する脂質たっぷりのプランクトンを餌にしているからだと言われています。

「浜田市水産物ブランド化戦略会議」に加盟の沖合底びき船により、

8月から翌年5月までに漁獲された80g以上の新鮮なノドグロを

「どんちっちノドグロ」としてブランド化しており、地域活性化のシンボルとして活躍しています。

 

 

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